【命をいただくという事】大好きな家族(少女)のため「命を捧げる覚悟をした牛」と、食肉加工屋の苦悩

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1: にこる

命をいただく
私達が普段口にしている食べ物。
当たり前のように、何気なく食べていますが


1つの命をいただいている、という事です。


今回ご紹介するのは西日本新聞に寄せられた1つの考えさせられるお話。
内田産婦人科医院の内田美智子先生が書いた、

「いのちをいただく」という絵本のもとになったお話です。



ここから↓

坂本さんは、食肉加工センターに勤めています。
牛を殺して、お肉にする仕事です。



坂本さんはこの仕事がずっといやでした。


牛を殺す人がいなければ
牛の肉はだれも食べられません。



だから、大切な仕事だということは分かっています。
殺される牛と目が合うたびに、仕事がいやになるのです。

「いつかやめよう、いつかやめよう」と思いながら仕事をしていました。


坂本さんの子どもは、小学3年生です。
しのぶ君という男の子です。


ある日、小学校から授業参観のお知らせがありました。
これまでは、しのぶ君のお母さんが行っていたのですが

その日は用事があってどうしても行けませんでした
そこで、坂本さんが授業参観に行くことになりました。


いよいよ、参観日の当日
「しのぶは、ちゃんと手を挙げて発表できるやろうか?」

坂本さんは、期待と少しの心配を抱きながら、小学校の門をくぐりました。


授業参観は、社会科の「いろんな仕事」という授業でした。
先生が子どもたち一人一人に


「お父さん、お母さんの仕事を知っていますか?」
「どんな仕事ですか?」と尋ねていました。


しのぶ君の番になりました。

坂本さんはしのぶ君に、自分の仕事についてあまり話したことがありませんでした。

何と答えるのだろうと不安に思っていると
しのぶ君は、小さい声で言いました。

「肉屋です。普通の肉屋です」

坂本さんは「そうかぁ」とつぶやきました。


いい先生に巡り会えたシノブ君
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